本願寺鹿児島別院(改修)

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本計画は親鸞聖人750回大遠忌法要の一環として計画された鹿児島別院本堂と会館の改修工事です。築30年の建物の長寿命化を図ることと、建物の耐震性を向上し、参拝者にとって安心安全な建物とすることが大きな目的の計画でした。
 耐震補強はブレース(筋交い)や構造壁の設置をできるだけ避け、本堂の意匠を損なわない補強計画とするために、1階駐車場の床を構造体とし機能させることにより、建物の安定感を向上させる手法を採用しました。建物の足下を安定させ、上部に重くのしかかっている陶器瓦を軽い金属瓦に葺き替えることで、建物の重心が安定し、耐震性を確保する事が可能となりました。
屋根瓦の改修は桜島の降灰にも耐えうる素材として特殊金属のチタンを採用しました。
近年、和風建築の屋根瓦を金属屋根に葺き替える工事は増えてきているが、これだけ大規模な屋根でのチタンの採用は少なく、東京浅草の浅草寺に続く日本で2例目の大プロジェクトとなりました。チタン瓦は色褪せが少ない特殊な塗装が施された0.4mmの金属板で、微妙に色を変えた3色の瓦をランダムに配置し、和風瓦の持つ独特の風合いを表現しました。
 大屋根のシンボルである獅子口も金属素材によって再生された。アルミ板とアルミの鋳物で作成された巨大な獅子口はオリジナルのフォルムを忠実に再現し、大型クレーンによって屋根の頂部に運ばれ、しっかりと固定されました。
 内部も本堂を中心にリニューアルを行い、黄金の仏具のもとで親鸞聖人750回大遠忌法要が盛大に執り行われました。

鹿児島市

2012年

寺院

鉄骨鉄筋コンクリート造

8,098m²

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